定年退職後も無届けで探偵 容疑の男ら2入を書類送検
届け出がないにもかかわらず探偵活動をしたとして、警視庁生活安全総務課は19日、探偵業法違反の疑いで、いずれも探偵業で、埼玉県越谷市のAさんと東京都足立区のBさんを東京地検に書類送検した。同課によると、Aさんは「届け出をするのが面倒くさかった。甘く考えていた」と供述しているという。
探偵業の届け出をしていないにもかかわらず、都内の探偵業者の依頼を受けて、経歴や資産状況などを調べる信用調査をした疑いがもたれている。Aさんは依頼した都内の業者の元取締役で、すでに定年退職していた。男は昨年4月~今年5月にかけて同業者から100回に渡る依頼を請負、計約360万円を受け取っていた。