行政書士が住民票不正取得/浮気探偵などに流用
愛知県行政書士会に所属していたY・元行政書士(45)=5月に廃業=が、23都道府県で91件の住民票の写しを不正取得し、Sに横流ししたことが愛知県の探偵で27日までに分かった。住民票は浮気探偵などに使われ、元行政書士には報酬が支払われていたという。県は27日、事情を聴いた結果、不正を確認したとして住民基本台帳法違反で、過料処分を求める通知を名古屋簡裁に行った。県によると、Y元行政書士は名古屋市中区に事務所を開設。昨年12月から今年5月までの間、S4社からの依頼で「遺産分割協議のため」などとうその理由で、23都道府県の51市区町村から住民票の写しを取得した。